2014年5月12日月曜日

自分のアゴを巡る考察

鏡に写った左右反転の自分の像は、脳が勝手に醜い部分を修正した、通常より3割美化されたものだと聞いたことがある。僕の脳内フィルターの場合、修正ポイントはアゴらしい。

左右が正しく写っている写真なり映像なりを見るたび「自分はこんなナスビみたいにもっちゃりしていない」と、自分のアゴを中心に不快感や不信感を覚えている。(鏡の中の自分は適度な刺激を含んだ端正なアゴをしている)

さらに最近思うに、アゴが伸びている。昔の写真と比べても、それはもう確実に伸びている。顔面を真横から見た場合、三日月でいうところの下の弧の先端部分が、上へ上へと突き上げてきている。だから正確には、アゴが巻いてきていると言った方が正しい。

インドネシアのジャワ島に住む、バビルサというイノシシのような珍獣は、伸び続ける自分の牙が額に突き刺さって死ぬことがあるという。僕には昔から、何か50歳になる前に死んでいる予感があるのだけれど、ようやく理由が解った。

僕は40代の後半、巻いた自分のアゴに脳髄を貫かれて息絶える。これはどうやら、避けられない運命らしい。

▲バビルサ。己の命をも脅かす牙の用途は未だわかっていない…

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